【Cakewalk】MIDIキーボード使ってみたらめちゃくちゃ遅延した

環境
DAW: Cakewalk Version2019.03 Build 20, 64bit
キーボード: PX-750
オーディオインターフェース:なし

DTMを始めて何か所もつまづくことがあって、その一つがMIDIキーボードでの入力だった。
鍵盤を押してからかなり遅れて音が鳴るためリアルタイム入力でメトロノームに合わせて入力することが難しかった。 何とか遅延を抑えて実用できるようになったので試したことをメモ。


やったこと一覧

  • 環境設定>オーディオ>オプション>ドライバモードはMMEのまま
  • 環境設定>MIDI>オプション>ドライバモードはMMEのまま(というよりMMEしか選択できない)
  • MIDIトラックでなくインストゥルメントを使うようにした
  • bluetoothのイヤホンから有線のイヤホンに変えた

だいたいこんな感じ。 ググるとASIOドライバを使えばレイテンシが抑えられるとあって、必死にASIO4ALLを入れようとしていたが、おそらく間違いだった。
理解できていないが、下記ページにこんなことが書いてあった。
[ASIO Driver][第1章 準備編][MIDI講座] 初心者になるための耳コピMIDI講座

【重要】

ここで言う 「ソフト音源」 とは、MSGS や スタンドアロン版の VSC や S-YXG50 のような 「MIDIバイスとして使用するもの」 ではなく、 VSTi のように 「発音するためにはオーディオデバイスを設定する必要があるもの」 のことを指します。

例えば、MSGS は Domino のように 「オーディオデバイスの設定が存在しないもの」 からでも音が鳴ります。

(Domino にあるのは 「MIDIバイスの設定」 だけです。)

この手の 「オーディオデバイスを設定しなくても発音するもの」 は、ASIO に未対応なので、ASIO Driver を使用することは出来ません。

(強制的に MME Driver 経由で発音されます。)

例えば、VSTi の場合は、ホストアプリ側にオーディオデバイスの設定が必ず存在します。

ASIO Driver を使用して レイテンシ (発音遅延) を減らすことが出来るのは、この手の 「発音するためにはオーディオデバイスを設定する必要があるもの」 だけです。

そのうえオーディオのドライバをASIO4ALLにしたらMIDIの音が出なくなったりウェブブラウザの動画の音が出なくなったり、色々わからない点が多すぎた。


MIDIの音が出るタイミングに関してはマウスで入力したときから感じていて、 MIDIと適当なインストゥルメントを同時に鳴らしてみたら明らかに(0.2秒くらい?)遅れていた。
Bluetoothイヤホンに関しても体感でわかるくらい音が出るのが遅れていた。


という過程で最初0.5秒くらいあった遅延があまり気にならないくらいまで抑えることができた。
オーディオ関係は覚えることが多くてすごい大変。